【第9回】機械工業編「ものを作るということがとても大きな刺激になったので、将来の道を考えなおす機会になりました」
引っ越しました!
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【インターン先企業】株式会社タマリ工業
今回は、産業用レーザー加工機の設計・製造・販売をしている「株式会社タマリ工業」さんで有給インターンを経験したTさんにインタビューをしてきました!
彼女は名古屋工業大学の3年生。大学院への進学と就職の間で揺れる彼女は、インターンでどんな経験をしたのでしょうか……!
「今回、有給インターンに参加しようと思った理由を教えてください」
Tさん)学校の就活のセミナーで「色々なことを経験しておくことが大事」というお話があり、当時アルバイトもしておらず、ちょうどよかったのでこのインターンを始めました。
もともと私は工学部なので工学に関する仕事を、という思いはあったのですが、その中でもタマリ工業さんで作られた機器は様々な分野で使われているのを知って興味を持ち、こちらの企業を選びました。
「なるほど。ではそこでのお仕事はどのようなものだったのでしょうか」
Tさん)タマリ工業さんはレーザー加工機そのものを開発しています。インターンでは、そのレーザー加工機の精度の向上、つまりレーザーの切れ味が良くなるような条件を探しました。
鉄を切る際は熱で溶かすのですが、そうすると溶けた鉄が鉄板の裏側にくっついてしまいます。それをドロスといいます。ドロスがついていると、そこだけ高さが変わってしまうなど色々不便なことがあるので、それが出ないように切るための条件を求めたんです。
実際に機械を操作する機会もあり、何発もレーザーを打ちました。
「かっこいい……!!機械がお好きな方にはたまらないでしょうね。
ちなみに、インターンに参加するにあたり目標にしていたことはありますか?」
Tさん)自分にはまだ「将来この職業につきたい」というような決まった方向性はなかったので、それを見つけるということが目標の一つでした。
そして実際に職場へ行き、ものを作るということがとても大きな刺激になったので、将来の道を考えなおす機会になりました。「工学系のものを作る仕事」としか考えていなかったので。
「何の仕事に就こうか決まっていなくても、仕事に携わると将来へのビジョンが見えてくるものなんですね。そんなインターンの前後で、企業やインターンに対するイメージは変化しましたか?」
Tさん)はい、大学の周りの人たちは、大学院に進学するという方が多いのですが、インターンに行ってみて、就職もいいかもしれないな、と考え始めました。
インターンについて、今までもっと敷居が高いというイメージがあったのと同時に、周りの人からは「やっておくといいよ」という話は聞いていたのですが、自分では「どうなんだろう」と思っていました。けれど行ってみるとすごくよかったので、実際そのあとに他のインターンに行ってみたりもしました。
「では有給インターンで身についたことはありましたか?」
Tさん)はい。インターンでやったことは大学の実験に雰囲気が近かったのですが、それよりも自ら考えなければいけないことがすごく多くて、自分で一から考える力がついたと思います。
やはり今の学校の勉強や実験だとやることがわりと決まっていて、自分で考えるのは少しだけ、ということがすごく多かったです。けれど、これからはもっと自分で考えながら学ばなければ、と思いました。
「それではタマリ工業さんの魅力について教えてください!」
Tさん)タマリさんは設計する場にも加工機の現物が置いてあり、その場でテスト加工することができる珍しい企業だそうです。実際にお客さんが来てその場で製品の精度などを確かめることができるというのが特徴らしいです。
インターン中は付いていてくださる担当の社員さんがいて、レーザーの使い方など色々なことをとても丁寧に教えてくださいました。
「それなら安心して仕事ができますね!
最後に、今後ナジックの有給インターンシップを使う方へ向けて一言お願いします!」
Tさん)やっぱりインターンはたくさん行ったほうがいいと思います。
インターンとアルバイトではやはり違いがあります。インターンでは、企業での仕事を実際の職場で体験できるので、「社会人になる」ということを意識できると思います。
Tさん、ありがとうございました!!
記事を読んでいただきありがとうございました。
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